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「きいて!つくって!ヒツジを知ろう in 八木山動物公園」を開催しました

投稿日:2025/04/04

このイベントは終了しました。

たまきさんサロンスタッフです。
3月20日(木)に仙台市八木山動物公園 フジサキの杜 「ふれあい館多目的室」において、動物園の「春まつり」イベントに合わせて、八木山動物公園 飼育展示課普及調整係とたまきさんサロンとのコラボ企画、「きいて!つくって!ヒツジを知ろう in 八木山動物公園」と題したサロン講座を開催しました。
ヒツジの生態や羊毛の活用法について飼育員さんに教えていただきました。また、動物園で飼育されているヒツジの毛を使った工作ワークショップを行いました。

【ヒツジについて、羊毛について】
最初に、飼育員の相澤さんから、ヒツジについてのクイズです。

<ヒツジってなんの仲間?>
ヒツジは、牛の仲間です。牛やヤギと同じように反芻(はんすう)という方法で食べ物を消化しています。

<ヒツジの品種はどのくらいいるの?>
世界中には、家畜化されたヒツジと野生のヒツジで約1000種類以上います。家畜のヒツジでは、「サフォーク種」「フライスランド種」「チェビオット種」「コリデール種」「メリノ種」が有名です。品種によって、毛用、肉用、乳用などに優れた特徴を持っています。

<野生と家畜ではどう違うの?>
毛の色:野生種の方が、毛色も様々です。
毛の長さ:家畜のヒツジには、季節によって毛が生え変わる「換毛(かんもう)」がなく、毛が伸び続けるように品種改良されています。そのため定期的な毛刈りが必要です。
角:ヒツジには、雄雌関係なく角がある種と無い種がいます。品種改良されていない野生種の方が、立派な大きな角を持った個体が見られます。

<ヒツジはわたしたちの生活とどう関係する?>
ヒツジはいろいろな形でわたしたちの生活の一部となっています。
・毛:羊毛(ウール)として衣服や敷物などに加工されます。
・脂肪:食用や石けんなどの原料になります。乳はチーズに加工。
・肉:羊肉(ラム、マトン)は、ジンギスカンやラムチョップ、ケバ
ブなど食用になります。
・革:羊革(シープスキン)製品として加工されます。


【毛刈りのビデオ鑑賞】
野生のヒツジと違って毛が生え変わらない家畜のヒツジは、夏の間も毛が伸び続けてしまうため、夏の暑さに耐えられず熱中症や皮膚病になってしまうそうです。そのため、暑くなる前の4月〜5月に毛を刈ってあげる必要があるということでした。
動物園で実際にヒツジの毛刈りをしている様子を、ビデオ映像で見せていただきました。

電動バリカンを使って体を傷つけないように刈っていきます。


1頭から3〜4kgも羊毛が取れます。


【羊毛ほぐし体験】
あらかじめ洗浄した羊毛のかたまりを糸状にほぐしていきます。
ゆっくり引っ張って細く伸ばす感じでほぐします。

加工されていない原料としての羊毛に、初めて触れる参加者がほとんどでした。ふわふわした手触りに、子どもたちも平気で触ることができました。

【羊毛工作】
今回は刈り取ったヒツジの毛を利用して、かわいい「フェルトボール」を作ってみましょう!
羊毛は「スケール」と呼ばれる油分に覆われたウロコ状の表層組織でできています。体毛が水をはじくのはこのためです。私たち人間の髪の毛のキューティクルにあたる部分です。
せっけん水が入ったお湯で洗うことで、このスケールが突起状に開きます。この時に毛と毛をこすり合わせると、スケール同士が絡み合いフェルト化します。いったん絡み合うと、なかなかほぐれなくなるこの特徴を利用して、「フェルト=不織布(ふしょくふ)*」が作られているのです。(*フェルト化させ、さらに圧縮加工して製品にします)
今回は丸めた羊毛をフェルト化させ、「フェルトボール」を作ってみようというワークショップです。


ほぐした羊毛で、まず核になる玉を固めに作ります。
ここをしっかり作るのがポイントです。

次に、核に毛糸状にした羊毛を巻きつけていきます。
丸くなるように、いろいろな方向角度から巻いていき、どんどん毛玉を大きくしていきます。

形ができたら、せっけん水が入ったお湯で洗いながら、手のひらでコロコロ転がします。


スケールを開いた状態にして転がすことで、スケール同士が絡まります。せっけん水を使うことで柔らかくなり、絡まりやすく表面がなめらかになって成形しやすくなるということです。

最後に、水でせっけん成分をよく洗い流して、水気を取りながら形を整えましょう!


完成です!

この「フェルトボール」に、ストラップを毛糸で縫い付けたり、油性ペンで顔を書いたり目玉シールなどを貼れば、さらにかわいいストラップ付フェルトボールに加工することもできます。

ヒツジに関係するもので、私たちが日ごろ一番触れる機会があるのは、ウール製品なのではないでしょうか?
今まで特別なものと感じてはいませんでしたが、こうしてヒツジについて教えていただくと、ヒツジの生態や羊毛が持っている特徴がよくわかりました。
ヒツジから多くの恩恵を受けて生活しているということが、今回の講座とワークショップを通して学ぶことができました。

講師を務めていただいた飼育員の皆さん、講座にご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

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