いろいろな生き物がいること=生物多様性は、水源涵養や食料確保、気候変動対策など、人の暮らしに欠かせない「生態系サービス」を提供していますが、世界的に劣化が進み、「脱炭素」などに並ぶ国際的な環境課題とされています。

このため「2030年までに、陸と海のそれぞれ30%以上を保全する新たな目標(30by30目標)」が国際的に採択され、国内では今年4月から新たに「自然共生サイト」認定制度が開始されました。
30by30(環境省HP)、自然共生サイト(環境省HP)
  

 10月6日に第1回目の認定サイトが環境省から公表され、仙台市からも海岸防災林が認定されました🎉
✦サイト　「仙台ふるさとの杜再生プロジェクト」の海岸防災林
　　　　　宮城野区岡田字砂原地内、若林区荒浜字南官林地内 計3.28ha
✦概要　東日本大震災により甚大な被害を受けた仙台東部地域一帯のみどりを、市民ひとりひとりの「ふるさとの杜」と捉え、再生に取り組んでいくプロジェクト。
✦評価　多重防御と文化震災の記憶継承という生態系サービス提供を目的に市民協働で生物多様性の豊かな海岸防災林を育成する活動であることが評価されました。



次回以降、30by30や認定エリアの魅力などについてご紹介します。
どうぞお楽しみに。



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