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TOP脱炭素都市づくりお知らせ「体と心をあたためる旬の野菜のお話〜オリジナルマスタード作りを通して地産地消を考えよう〜」を開催しました。

「体と心をあたためる旬の野菜のお話〜オリジナルマスタード作りを通して地産地消を考えよう〜」を開催しました。

投稿日:2024年11月25日(月)

たまきさんサロンスタッフです。
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月16日(土)に、野菜ソムリエ上級プロ 斉藤緑里さんを講師にお迎えし、サロン講座「体と心をあたためる旬の野菜のお話〜オリジナルマスタード作りを通して地産地消を考えよう〜」を開催しました。

はじめに、マスタードの原料となるマスタードシード(カラシナの種)についてのお話です。
市販のマスタードの原料は、現在はカナダ、ミャンマーなどからの輸入に頼っています。
カラシナは秋に種をまきます。野菜としてのカラシナは冬に収穫できますが、マスタードシードをとるためには冬越しさせます。4月から5月にかけて花が咲いたあと、莢がつきます。6月頃、莢を収穫し、1か月ほどかけて乾燥させて、莢の中から種を取り出します。莢に入っている小さな種がマスタードシードです。
種まきからマスタードシードを採るまでにはおよそ10か月もかかり、 
また、収穫量を上げるためには広大な土地が必要で、経済効率を考えるとなかなか日本では生産することが難しい作物です。




今回のマスタード作りに使用するマスタードシードは、東北大学大学院農学研究科の先生から分けていただいた種です。
たまきさんサロンの近くにある、東北大学大学院農学研究科の畑で採れたマスタードシードと、仙台市農業園芸センターの市民農園で農学研究科の先生が栽培したマスタードシードの他に、農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センターで栽培されたブルーベリーを100%使用したブルーベリージャム、秋保産のはちみつで作ります。



オリジナルマスタード作りのスタートです!
前日に水と酢に浸して下準備をしていたマスタードシードを、お皿の中でほどよく潰します。こちらはお好みで、あまり潰さなくてもOK。


程よく潰したマスタードシードにはちみつを加え、混ぜ合わせます。
はちみつ入りマスタードの半量にブルーベリージャムを加え、混ぜ合わせます。



シンプルなマスタード、ブルーベリージャム入りのマスタードの2種類が完成しました!


1週間後くらいからが食べ頃です。
皆さん、1週間後がとても待ち遠しそうです。


完成後は、オリジナルマスタードのアレンジ方法や、おすすめレシピを教えていただきました。
お肉料理のソースやサラダのドレッシングとしていろいろと楽しめそうです。

また、体と心をあたためる冬の野菜、レンコンについてのお話がありました。
レンコンの産地は茨城県が有名ですが、宮城県内では、伊豆沼周辺で「伊豆沼レンコン」として栽培されています。
レンコンには、鼻や喉などの粘膜の防御作用を補う役割があります。
今回作ったマスタードは、薬膳では、おなかをあたため、冷え性による不調を改善し、消化の働きを助けてくれるとされています。
レンコンやマスタードなどは寒い季節に上手に取り入れたい食材です。風邪などに負けず、健康的に過ごせるといいですね。

食べる時に、食材の役割を思うだけでなく、「これは、身近なあの場所で、生産者さんの手によって作られたお野菜なんだな…」と思うと心もホッとしますね。
11月は「とれたて仙台地産地消月間」。お買いものの際は、地元野菜コーナーも覗いてみてはいかがでしょうか。


参加いただきました皆様、それから斉藤さん、ありがとうございました。

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